めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

運動遊びを楽しみ、体も心も豊かに育もう~10月号~

 9月に入ってもなお厳しい暑さが続き、後半からやっと午前中に園庭で活動することができました。子どもたちは、それぞれの年齢に応じて竹ぽっくりや高下駄を履いて友達と園庭を歩いたり、平均台や鉄棒、フープや縄跳びなどの道具を使って挑戦したりと全身運動を楽しんでいます。みんな汗だくになりながらも一生懸命に体を動かし楽しんでいる姿に、子どもたちの運動要求を充足する大切さを感じています。
 現代の子どもを取り巻く生活環境の変化の影響で日常的に体を動かすことが減少し体力低下が社会問題になってきています。特に乳幼児期の子どもは「動いて感じる実体験」十分な「運動遊び体験」が必要不可欠です。日々の保育の中で思い切り体を動かし、遊びながら運動する体験を通して、身体を作り、運動能力だけでなく自我や社会性など人格の基礎を育んでいきたいと思います。
 先日は2歳児ばらホームさんの親子遊び会を行いました。お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。「動くの大好き」「一緒にするのが嬉しい」気持ちを体全体で表現し、保護者の方々も全身で子どもたちとふれあい遊んで下さる姿に、心が温かくなるひと時でした。子どもの育ちは体からそして心、頭が育っていくことが研究で分かってきています。乳幼児期に大人とじゃれあい、肌をふれ合い、心地よさを感じる事は安心感、愛着の形成、そして自己肯定感を育む大切なことだと改めて感じました。大事にしていきたいですね。
めぐみ保育園では幼児クラスになると運動の基本の練習を取り入れた毎日体操と体育遊び(集団遊び)を楽しんでいます。遊びの中で子どもたちは、「ひとりで遊ぶより大勢で遊ぶほうが楽しい」という気持ちを味わいつつ、「わたし」という自己認識を発達させています。そして様々な運動能力や身体的発達の他に空間、時間の認知、適応性、敏捷性、持続性、協調性、想像性、コントロールする力などを育んでいきます。何より動くことが楽しい、喜びとなり運動を好きになることを大切にして活動しています。
 10月5日(土)の幼児のふれあい運動遊び会“めぐみマール”は小林小学校の体育館をお借りして、日常の保育で楽しんでいる毎日体操や集団遊び、そして道具を使った運動遊びを中心に親子で身体を動かしたり、身体のふれあいを楽しみたいと思います。一緒に遊ぶ楽しさを感じながら体もこころも豊かに育む“めぐみマール”になれば嬉しいです。
昨年までコロナ禍のためホームごとで行っていましたが、久しぶりのれんげ・たんぽぽホーム合同の開催になります。前日の準備やお片付け、プログラムの進行にどうかご協力よろしくお願いします。

10月の主な行事予定


4日(金) めぐみまーる(幼児運動遊び会)準備
5日(土) めぐみまーる 
6日(日) めぐみまーる 予備日
9日(水) 動物園遠足(2~5歳児)
15日(火) 避難訓練
23日(水) さんま炭火焼き
29日(火) 数あそび(5歳児)